森 伊珠美

品質管理室 リーダー
2009年入社

大学で専門的にパーティクルボードについて学んでいたリケジョ。製造管理として、お客様の期待に応えるべく、関係各所との連携を図っている。

「自然に優しい会社」で
働きたかった。

実は、大学でパーティクルボードの性質について学んでいました。ですので、東京ボード工業にたどり着いたのは、自然な流れだった気がしています。実家は静岡で、山に囲まれた自然の中で育ちました。子どものころから自然が好きで、大学は農学部林山科を選択。一番好きな木はヒノキです。就活では20社ほどの企業を受けましたが、パーティクルボードのメーカーだということはもちろん、自然に優しい『リサイクル』という事業内容にも惹かれ、東京ボード工業に入社を決めました。 現在は入社して8年目。製造管理部の管理課で品質営繕購買支援で仕事をしています。主な仕事は生産管理。お客様がご要望されている製品をいつまでに、どれくらいの量を作るのかを決め、製造している課に指示を出します。商品が欲しい営業部の気持ち、きちんと予定通りに製品を作りたい製造部の気持ち。どちらも理解しなければならないところが難しくて、やりがいがあるところです。

たった一言かけるだけで、
仕事はスームズに進むことを知った。

「多分、いけるだろう」。そんな考えが失敗を起こしてしまいました。生産管理の仕事の流れは、まず営業から発注書が届き、それを元に在庫と照らし合わせながら、生産計画を立てます。そして、その製品を製造している課に指示を出します。時には、最低限の数に満たない発注もあるのですが、そこはお客様のご要望。営業に他のお客様からの同じ製品の発注はないか?製造部に同じ製品を作っていないか?などを問い合わせ、バランスを取っていくのです。
そんな中、年末のある時期、何の相談もなしに製造部に無理な発注をしたことがありました。繁忙期だったこともあり、その発注のせいで生産計画はぐちゃぐちゃに。「こんな発注がありそうなんですが」と一言かけるだけで、防げたミス。多大な迷惑をかけ、申し訳なさと一緒に悔しさも感じました。それ以降は、自分から情報を確保しにいき、早めに製造部に相談するようにしています。営業部と製造部のつなぎ役。コミュニケーションがとても大切だと気付きました。

目標も、お客様のご要望も、
クリアしてみせる。

解決策がない仕事はありません。製造部では、生産量に対して目標を立てています。でも、お客様のご要望は多種多様。生産計画の変更も日常茶飯事ですし、在庫の多寡も考慮しないといけません。なかなか計画通りには進まないのですね。ですが、それを何とかするのが私の仕事です。無理な発注がきても、お客様のご要望なら何とかしてあげたい。だから、製造部には「これだったら?」「誰か人を入れれば何とかなる?」など、様々な提案をしています。逆に営業には、「この納期ならできるので調整してほしい」「その製品だったら、早めに発注書をください」などと呼びかけ、バランスを取っています。そして、お客様のご要望にお応えしながら、目標も達成できた時は嬉しかったですね。
どうすれば、より効率的に生産や在庫管理ができるのか。新しい方法を模索するために製造部や営業の仕事を覚えることにチャレンジしています。そんな、チャレンジ精神を東京ボード工業は応援してくれる会社です。